場合によると思います。
「何のためにリニューアルするのか?」という目的があるのであれば、リニューアルすべきだと思います。
例えばですが、昔に作られたホームページがあるとします。
今のブラウザで見るとレイアウトが明らかに崩れてしまっていたり、お知らせを更新するのに毎回ファイルを更新するためのやり取り(外注していた場合)が負担になっていたとします。
このままでは、お客さんに情報を正しく伝えることができず、従業員の貴重な時間が奪われてしまう・・・。
そんな場合は、ホームページをリニューアルをして、見る側にも管理する側にも便利なホームページを作り直す意義があるかもしれません。
逆に、「ただ何となく・・・」、「他の会社がリニューアルしているから・・・」という場合であれば、おすすめしません。
よく「〜年経ったらホームページをリニューアルしたほうが良い」といった記事を見かけることがありますが、必ずしもすべてのケースに当てはまりません。
どちらかといえばホームページ制作会社の都合でそう言っているのではないかという気もしています・・・。
リニューアルしても、今までのホームページよりも多くの人がアクセスしたり、売上が上がったりする保証はありませんしね。
ちなみに「リニューアル」には、いくつかのレベルが考えられます。
・内容はそのままで、デザイン・レイアウト(見た目やメニュー構成)のみ変える。
・内容はそのままで、デザイン・レイアウトに加え、システム・機能(ブログ投稿システムやページ更新機能など)も変える。
・内容もデザイン・レイアウト、システム・機能も全部変えて、一から作り直す。
だいだいこの3つが挙げられると思います。
リニューアルのレベルによって、必要な作業量も変わりますし、予算もだいぶ変わってきます。
「リニューアル」というイメージから、メリットにばかり目にいきがちですが、デメリットが生じないのかどうかもあらかじめ確認しておく必要があります。
例えばホームページがより高機能になっても、活用しきれず管理する手間が増えてしまったり、ホームページがよりおしゃれになったけれども、企業理念が伝わりにくくなってしまったり・・・。
リニューアルのためのコスト(またはその後のメンテナンスコスト)も含めて、総合的に判断する必要があるでしょう。
「ホームページをリニューアルした先に何が期待できるのか?」
その答えを出すところから始めてはいかがでしょうか。