・・・そうです。というよりも、そうなってしまいます。
いきなりですが、例えば身近にあるアパート・マンション、家などを考えてみてください。
ドアを開けたら玄関があって、ちょっと行くとトイレがあって、洗面所・お風呂があって、キッチンがあって、部屋があって・・・という感じですよね。
それに対して、玄関を開けたらいきなりリビング、その真ん中にドーンとお風呂とトイレ、そしてロフトにキッチンがあったらどうでしょうか・・・?
個性的な部屋でおもしろいとは思うので、一度は住んでみたいです。
でもそういう部屋は、一人暮らしするにはまだしも、一般的な家族などには向いてなさそうです。
ご飯を作るのに、わざわざ高い場所(ロフト)を上り下りし、誰かがくつろいでいる横で風呂に入るなんて、毎日の生活には不便ですよね?
普通の暮らしをする人々が住む場所というのは、ある程度形があります。長い歴史の中で、その時代に合わせた快適さや人々の動線を踏まえた作りになっているのです。
ホームページも同じです!
何も考えずに、ただ個性的・芸術的なホームページを作ろうとすると、見る人にとってどこに何があるのかわかりにくくなると思います。
ある程度の形があって、「探している情報がこのメニュー、ページにありそうだ」と思わせるようなホームページが、良いホームページです。
そうすると結果的には、メニュー構成やレウアウトはなんとなく似てきてしまいまうのですが、ある程度許容するしかありません。
その代わり、内容をしっかり充実すれば良いのです。
人の家の中に入ると、その人の個性がでるじゃないですか?
かっこいい家に住んでいても、部屋が汚かったり悪趣味だったらダメですし、平凡な家でも、その人のセンス次第でオシャレになるんです。
ホームページもそういう感じです。
外観は似てても、中身は全く別物。
そういうイメージで捉えていただければ幸いです。