ホームページを公開するということは、ビジネスチャンスが増加することになる一方、不特定多数の人に情報を公開してしまうということにもなります。
特にありがちなのが「広告を掲載しないか」という営業です。
業者にとって、ホームページを新規に公開した企業やクリニックなどは、とても「おいしい」営業先になります。
なぜなら、広告を利用した経験がないと、「広告を使えばこんなに多くの人に見てもらえる」という夢のある話を聞かされて、ついつい効果を期待してしまいやすいので、契約に結びつきやすいのです。
でも実際は、効果が必ずしもあるとは限りません。
実は私たちも開業当初は、広告業者にそそのかされて、新聞広告を出したことがあります。
「50万部発行なので、50万人に自分達のビジネスを宣伝できる・・・」
そんな夢はもろくも崩れました。全く効果はありませんでした。
当たり前です。広告は一回出せば効果があるものではないですし、ビジネス内容によって、ターゲットとする層は異なります。
費用対効果も考えなければなりません。
結局のところ、頼んでもないのに営業してくる業者については、疑いの目を向けたほうが良いと考えます。
おいしい話が向こうからやってくることは、めったにありません。
また営業の際に、「一度会って話をしたい」と言われることもあるかもしれませんが、注意が必要です。
面と向かって打ち合わせをしてしまうと、「せっかく来てくれたのだから・・・」と、心理的に提案を拒否しにくいものです。
本当に価値があると思えるものだけ、説明を受けるようにしたほうが良いです。
一度契約してしまうと、すぐに解約できない(違約金が発生する等)悪質なサービスもありますので、まずは資料を請求することをおすすめします。
もちろん良い提案も、たまにはあるかもしれませんので、最終的な判断はご自身で責任を持って行うことが重要です。