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ドメイン業者からの緊急のメール?

ホームページの管理をしている中で、よくあるお悩み(?)の1つに、ドメイン業者からのメールが来てどうすればいいかわからない、というのがあります。

ちなみにドメインというのは、ホームページのアドレスの「http://aaa-bbb.com/」やメールアドレスの 「namae@aaa-bbb.com」があった場合の「aaa-bbb.com」のことです。

いわゆるインターネット上の住所を示す記号のようなものがドメインです。

細かい部分は省略しますが、ビジネスでホームページを公開する場合は、ドメインは独自のものを取得するのが一般的です。

何でもそうですが、何かを申し込む際は、「登録が完了しました」という通知を受け取らなければ契約は成立しませんよね?

もちろんドメインを取得するときにも、連絡先(メールアドレス)も登録することになります。
管理者としての情報公開の観点からも必要です。

そうすると、どこから情報を手に入れたのか、下記のようなメールが来るのです・・。

個人情報なのでぼかしている部分がありますが、ドメインに関する通知(英語)です。

簡単に訳すと、「掲載のドメイン(自分が持っているドメインの「○○○-○○○.com」)のSEO手続きが終わってませんよ、期限切れてしまうから早くしてください!」という感じのメールです。

「PAY NOW」と書いてありますが、絶対に払ってはいけません!

一見、ドメインの期限切れについてのメールと勘違いしてしますが、よく見るとSEO対策の単なる営業です。

そんなものは頼んでいませんし、内容が無いので100%怪しいサービスです。

ドメインは、登録期限が切れるとホームページが表示されなくなり、メールアドレスも使えなくなってしまうので、神経質になってしまう方もいるかもしれませんが、それを逆手に取ったメールが多いです。

しかも英語なので、得意な方以外は何が書いてあるか確信が持てなかったりするので、不安になることもあります。

ホームページの運営にとって、ドメインの管理はとても大事ですが、それに乗じた怪しいメールやサービスには騙されないようにお気をつけください。

お困りごと、ご質問等ありましたらお問い合わせください。

新規開業する会社、店、クリニックの名前は検索エンジンに影響ありますか?

場合によっては影響が「かなり」あります!

新規に会社やお店、クリニックなどを開業する時に、当たり前ですが名前(商号、屋号など)を考えると思います。

一度決定した会社名、店名、クリニック名など(以降「自社名」とします)を変えることは、ほとんどないですし、開業する方にとって思い入れのある名前にすることも多いかもしれません。

ただ、ホームページを作ることを踏まえると、「自社名が検索エンジンで有利になるのかどうか」という観点からも考えたほうが、良いかもしれません・・。

新しくオープンしたホームページは、googleなどの検索エンジンで、なかなか上位に出て来にくい傾向があります。

それでもオープンしてすぐに1位になる可能性が高いキーワードというのがあります。

それが「自社名」です。

もちろん、検索されるにはその名前を知らなければならないですし、検索数が少なければ自社名で上位になっても意味がない、という意見もあるかもしれません。

でも、自社名すらも検索エンジンに出てこないのであれば、もはやインターネット上に存在していないに等しいです・・。

知り合いや周りの人に宣伝したとしても、ホームページがすぐに探せないようであれば、致命的です。

最低限の検索エンジン対策としての意味で、名前で検索してホームページにアクセスしてもらうことは、必須事項です。

・・・長くなりましたが、それを前提としてのお話しです。

自社名がなぜ検索エンジンに出やすいかというと、その名前に該当するホームページが少ない(または無い)、つまり競合が少ない(存在しない)からです。

逆に考えると、競合が多いような名前、同名が多い社名は避けたいところです。

面白い記事がありました。
「日本の『ありがち社名』トップ1000」というものです。
http://toyokeizai.net/articles/-/108954

法人であれば、「アシスト」、「ライズ」、「アドバンス」、「サンライズ」・・・このあたりの名前を使ったら、おそらくホームページを作っても、検索エンジン上で苦戦することは間違いありません・・。

それ以外にも気をつけなければいけない点があります。

それは、「名前っぽくない社名」です。

どういうことかというと、例えば「こだわりのコーヒーカフェ」というような名前の店をイメージしてみてください(万が一ですが、日本のどこかにあるかもしれません・・)。

この店をチェックしようとして、検索エンジン上で検索した場合、こだわりのコーヒーが飲めるカフェとか、おすすめコーヒー専門店といったページが上位に来ています。

つまり社名が、普通の検索ワードと同じ扱いをされてしまうのです。

創業者のポリシーや思いが込められた名前であっても、googleにとっては単なるキーワードの集合としか認識されません。これが現実です。

また、あまりないかもしれませんが、記号の入った名前も厳しいです。

例えばですが、「\n(逆スラッシュN)」というブランドを立ち上げたとして、ホームページを公開したとします。

この名前で商号の登記はできないと思いますので、社名ではなくあくまでブランド名のホームページを作るケースです。

\n」というのはホームページでは改行を意味する記号なので、おそらく検索エンジンでは、ブランド名と認識されないでしょう。

「じゃあ、どんな名前が良いの?」と思われるかもしれません。

正解はわかりません・・・。

「名前はこうするべき」というよりも、「こんな名前は避けるべき」という感じで捉えてもらえればと思います。

まとめますと、

  • ありきたりな社名(=競合多い)
  • 名前っぽくない社名(=別の検索キーワード扱い)
  • 記号の入ったブランド名など(=インターネット上で別の意味)

このあたりは気をつけて下さい。

ちなみに、ありきたりな社名や避けるべき名前だからといって、絶対に検索されない(検索上位に来ない)、というわけではありません。

今回は取り上げませんが、対策方法はあります。これについては別の機会に書きたいと思います。

お困りなことがあればお問い合わせください

 

今あるホームページをスマートフォン用にしてもらえますか?

もちろんです!

ちなみに、一言でスマートフォン(以降「スマホ」とさせてもらいます)対応といっても、実は大きく分けて2つあります。

1つは今までのホームページとは別の、もう1つのスマホのためのホームページを作るやり方です。つまり「スマホ専用ページ作成」です。

もう1つは既存のホームページをスマホで見られた場合にも見やすいように、レイアウトを設定し直すやり方で、こちらは「スマホ対応化」としておきます。

わたしたちは基本的に、スマホ対応化を行います。

なぜなら、スマホ専用ページを作った場合、もともとのホームページと合わせて2つのホームページが存在することになり、管理が面倒だからです。
情報を更新・追加する場合には2つのホームページの内容を変えなければなりませんし、コストも作業量も単純計算すると2倍になります。スマホが出始めた頃はまだしも、最近はスマホ専用ページというのはあまり主流ではないと思います。

現在、スマホの種類も多く、サイズも様々です。
どのスマホで見ても、問題がないようにするためには、スマホ専用ページを作成するのではなく、スマホ対応化が必要です。

で、何をするかというと、ホームページのファイルを画面の幅に応じて、レイアウトを設定するのです(少し専門的に言うとスタイルシートを使ってリキッドレイアウト化します)。

例えば、パソコンで見ると、画面幅が広いので左にメニューリストが表示されるけれど、スマホで見ると画面の幅に合わせてメニューが下に配置されたり、タップすると表示されるようにしたり、いろいろやり方があります。

ホームページ内容(テキスト、画像など)は1つで、画面幅に応じてデザインやレイアウトを調整できるようするので、今までのホームページの内容はそのままで、表には見えていない設定ファイルをいろいろと操作することになります。

同時に、スマホで見られた場合のみ、特有の機能(電話番号を押したら電話ができるようにする)をつけたりすることで、より使い勝手の良いスマホ対応化されたホームページになります。

スマホ対応、いまからでも遅くありません。
お困りでしたらお問い合わせください